こんにちは。
化粧品通販に特化した企画制作会社フォ―・レディーの田島です。
私の母がまもなく古希を迎えます。
「70歳はもうおばあちゃんよね~…」と
時々自分自身で確かめるようにつぶやいておりますが、
確かにおばあちゃんというイメージと
今の母の姿にギャップを感じます。
イメージできる70歳の女性像というのが
私の場合は、祖母だからかもしれません。
母はデニムを愛用し、ツヤのでるメイクをしています。
スマホで買い物、LINEで会話は当たり前。
新しいものを取り入れることに前向きです。
みなさんがイメージする70歳と今の実際の70歳はどうでしょうか?
今号は「ペルソナ」のお話第2弾
「ペルソナが取り残されている?」です。
——————————-目次——————————–
■ペルソナ設定のメリット■
■ペルソナは変わる!■
■お客様目線はマーケティングの原点■
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■ペルソナ設定のメリット■
自社の顧客イメージを設定した「ペルソナ」があると、
お客様目線で商品やサービスを設計することができます。
フォー・レディーがCRMや販促施策に取り組む前に
ブランドのペルソナをヒヤリングしたり、
調査したりする目的も「お客様目線」に立ちたいためです。
例えばある化粧品ブランドのペルソナが下記だとします。
【ペルソナ】
・50代の会社員 遠藤雅代さん
・シミやシワ、乾燥など大人ならではの肌悩みを多数抱えているが
あれもこれも化粧品を多数使うのは面倒。
・年齢に合った美しさを手に入れたい
【ペルソナから導きだされたキャッチコピー】
「大人の肌悩み、パッと解決!」
【ペルソナから導きだされた施策】
ワンステップで自然な美しさに仕上がるスキンケア方法を
伝えるコンテンツを作成
といったように自社の「ペルソナ」を設定すると
お客様の感情、行動を読み取り、
適切なアプローチができるため
共感要素が高い、ブランドが作れます。
■ペルソナは変わる!■
さて、設定したペルソナは5年後も同じでしょうか?
「年齢に合った美しさを手に入れたい」と思っていたはずが
5年後の50代女性を調査してみると
「女であることを楽しみ、年齢と向き合いたい」と変わることも。
特に価値観は育ってきた時代背景によって大きく変わります。
設定したペルソナが取り残されていた…ということにならないためにも、
ペルソナは定期的に見直すべきだと思います。
■お客様目線はマーケティングの原点■
ペルソナ設定で得られるメリットは
お客様の目線で商品やサービスを考えられること。
それがお客様の共感を得、ロイヤリティアップにつながります。
お客様目線で大切な(特に女性の)複雑な心理を突くものづくりは
フォー・レディーの強みであり、原点です。