自分宛の紙DMの開封率は約79%!
使い方次第で紙のツールは強力な武器になる
オンラインを通じたデジタルコミュニケーションが主流となった現代。
DMや会報誌といった紙の広告ツールの効果に、疑問をもっている人も多いかもしれません。
しかし、実際にDMの開封率を調査したデータによると、自分宛に届いたDMにおいては、79.4%も開封されているという結果が!(一般社団法人日本ダイレクトメール協会調査より https://www.jdma.or.jp/upload/research/20-2019-000013.pdf)
Eメールの開封率が1~2割なのに比べると驚異的な数字です。
とはいえ、昨今の用紙価格の高騰を考えると、広範囲に大量に送るという運用は難しいのが現実。では紙のDMは、どんなときに使うべきなのか? どうすれば効果がでるのか? 紙の広告ツールを多く手掛けるフォー・レディーが解説いたします。
事実、紙DMはEメールに比べて開封率が高い!
さらに別の調査では、紙DMとEメールで下記のような違いがありました。
■紙DMは、62%が【中身に関係なく開封する】と回答!
■Eメールは、半数以上が【件名を見てから判断する】と回答!
https://markezine.jp/article/detail/29032?p=3
「紙」だから伝えられる
五感に訴えかけるメッセージ
Eメールなどのデジタル情報と異なり、質量をもった「物質」である紙DMは、手触り、重さ、形状、開封するときの動作を通じて、受け取り側の五感に働きかけることができるのが特長。肉体を通じて受け取った情報は、深く心に残り行動喚起につながります。
では感覚に訴えかけるDMを作るには、何に気を付けたらよいのでしょうか?
まずは形状。一般的なサイズのハガキや封筒だと、他の郵便物に紛れてしまう可能性があります。型抜き加工や目立ちやすい正方形なら、ポストから取り出したときに「オッ!」と目を引くでしょう。
紙質や厚さも大事です。例えば誕生日特典を付けたバースデーDMなら、パール加工やPP加工の用紙、厚みがある紙などで豪華に。プレゼント感が高まり、「自分は特別扱いをされている」という気持ちになります。
Eメールなどに比べて、エモーショナルな印象を与えることができるのが紙DMのいいところ。その特長を活かして、うまく使いたいものです。
通販化粧品こそ「キレイになりたい」を盛り上げる
「紙DM」が効く!
私たちフォー・レディーは通販化粧品の広告ツールを多く手掛けていますが、最近は「予算がないので紙DMは止めます」と言うメーカーも。
しかし化粧品は、女性の「キレイになりたい」という気持ちをモチベートする必要がある商材。五感に訴えることができる「紙」をうまく活用すれば、より深くお客様の心をつかむことができるので、「もったいない!」と思うこともしばしばあります。
もちろん用紙代や印刷費を考えると、ターゲットとツールは厳選する必要があります。紙DMは潜在客に広く送るにはコスト効率がよくありませんが、狙ったターゲットには響きやすいため、初回同梱や2回目購入への引上げなど、ここぞというタイミングで紙を投入することをおすすめします。
--------------------------------------------
Q. 紙DMを作りたいけど、コストが高いからと予算が下りません!
A. 送る対象をきちんとセグメントして、効果測定しましょう
紙DMの場合、安く作って大量にバラまくという施策では費用対効果が見合いません。ある程度の反応率が見込める顧客層をセグメントして、まずは小ロットでテストをしましょう。反応が見込めるとわかったら、予算も下りやすくなるはず。コストがかかっても、それを上回る効果が出るように、最初の設計を丁寧にやることが大切です。
Q. 「紙DM」と「メルマガ・LINE」と、どちらから手をつけるべき?
A. 両方を同時にやりましょう! 紙とデジタルを組み合わせることで相乗効果が!
実際に両方を組み合わせた施策を実施したことで、相乗効果があったというアンケート調査があります(下の表を参照)。確実に手に取ってもらえる特性を活かして、デジタルへ誘導する、DMを送った後にリマインドとしてEメールを送るなど、紙とデジタルでお互いを補完していくことが大切です。
両方を組み合わせることでデジタルもアナログも効果アップ
※株式会社日経BPコンサルティングの調査より、343社のマーケティング担当者が回答
https://consult.nikkeibp.co.jp/info/news/2016/0419dam/
フォー・レディーは紙ツール制作のプロ!
事例も豊富にございますので、まずはご相談ください!