業界のいまを読み解くニュースレターvol.25

通販化粧品業界を取り巻く環境の変化や、フォー・レディーのスタッフが日々の業務で感じていることをお役立ち情報としてお届けします。

拡大する通販市場と新たな課題

EC化率の上昇や利便性の浸透、AI など新技術の活用を背景に、通販市場は今後も継続的な拡大が見込まれます。一方で、物価上昇による消費の冷え込みや物流コストの増加といった課題も抱えています。さらに、オムニチャネル化の進展により、あらゆる業態が競合となりうる状況が生まれ、販売戦略は一層複雑化していくことが確実です。

こうした環境下で、通販各社は広告施策や顧客育成、マーケティング戦略など、多様なイノベーションに取り組み始めています。多数の企業をサポートしている私たちフォー・レディーのスタッフが、日々の業務で得た気づきをもとに市場の変化を整理し、激しさを増す競争を勝ち抜くためのヒントを探っていきます。

フォー・レディーのスタッフが、日々の業務で感じていることをアンケートで集計、分析。寄せられたリアルな声から見えてきた、通販化粧品業界の傾向は…?(調査対象:30代以上のフォー・レディーのスタッフ 最大n=13)

コスト削減は全社共通の課題

回答者の約8割が、弊社と関わりのある通販化粧品会社がコスト削減を求めていると回答。限られた予算のなかで施策を行う通販化粧品会社が多いようです。一方で、「離脱防止」と「顧客コミュニケーション強化」、「LTVアップ」などが「新規顧客の獲得」より多く求められています。

コストを削減しつつもコミュニケーションを強化
販促に関するコストが削減傾向にあるなかで、「離脱防止」や「LTVアップ」といった既存顧客に対する施策に力を入れる企業が増えています。弊社は既存顧客育成を得意としていることもありますが、回収率の低い新規顧客獲得に予算を割くのか、それとも既存顧客へのコミュニケーション強化に舵を切るのか、企業姿勢が試されているといえそうです。

顧客とのコミュニケーションには「会報誌」

SNSを起点としたコミュニケーションが多いかと思いきや、会報誌を重視している企業が多いという結果に。また、会報誌と同じように、今や連絡のやりとりに欠かせないLINEも重視していることが分かります。その後、SNSが続く結果となりました。

「あなたにお届けします」企業からの発信力がカギ
会報誌を重視する企業は、オリジナリティを出した会報誌を制作するケースが増えています。これまでの販促型の会報誌から、顧客へ「情報を届ける」という意志をもった情報発信型の形式へとリニューアルする企業も出てきました。脱販促、脱カタログを掲げ、自社ならではの会報誌をお客様にお届けする企業が多い傾向に。

「自社の場合はどうだろう?」と感じた方へ

市場環境や顧客の変化は、企業ごとに現れ方が異なります。
フォー・レディーでは、通販化粧品企業さま一社一社の状況を伺いながら、
既存顧客とのコミュニケーション設計や会報誌のあり方を整理しています。
まずは、いま感じている違和感やお悩みをお聞かせください。

ABOUT US
株式会社フォー・レディー 代表 鯉渕登志子
日本大学芸術学部卒業後、アパレル業界団体にてファッション経営情報誌の編集に携わり、カネボウファッション研究所を経て、1982年に株式会社フォー・レディーを設立。これまで手がけた化粧品・ファッション通販企業は180社を超えます。一貫して「女性を中心とした生活者ターゲット」に寄り添い、消費者の実感から発想することを信条としています。 「自分が使って心から納得できるものを届ける」というポリシーのもと、コンセプト設計からクリエイティブ制作までを一貫して行っています。また、日本通信販売協会などでの講演実績も多数あり、生活者視点のマーケティングを広く発信しています。

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