業界のいまを読み解くニュースレターvol.26

通販化粧品業界を取り巻く環境の変化や、フォー・レディーのスタッフが日々の業務で感じていることをお役立ち情報としてお届けします。

「お誕生日おめでとう」、送って終わりになっていませんか?!

通販ビジネスにおいて、お客様の「誕生日」は一人ひとりと丁寧に向き合う姿勢を伝えられる、特別なコミュニケーションの機会です。

一方で、単に定型的な「お誕生日おめでとうございます」というメッセージを送るだけでは、印象に残らず、形式的な対応として受け取られてしまうケースも少なくありません。

大切なのは、お客様のペルソナやこれまでの接点などの背景を踏まえたうえで、バースデー施策を設計すること。メッセージの内容、オファー、届け方次第では、一時的な反応にとどまらず、その後の関係性や継続率にも影響を与える施策となるのです。

今回は、事例をもとに、お客様の心に届くバースデー施策の考え方について解説いたします。「送って終わり」の施策になっていないか、改めて見直すきっかけとして、ぜひご活用ください。

顧客との絆を深める バースデーアプローチ事例4選

最近の傾向を踏まえ、私たちフォー・レディースタッフの印象に残った素敵なアプローチを4つ厳選しました。お客様の記憶に残り、ブランドへの愛着を深めるヒントをご紹介します。

思わず手元に置きたくなる心のこもったアプローチを

多くのブランドが実施する王道施策だからこそ、他社と一線を画す「演出」で差をつけたいもの。例えば、定番の四角いハガキではなく、ケーキ型や花束に型抜いた「ダイカットカード」にするだけでも、ポストの中での存在感は劇的に変わります。内容も単なる割引の案内に留めず、代表者からのメッセージや誕生月占いなど、「特別な時間」をより華やかに彩るコンテンツを。こうした細やかなこだわりがブランドへの深い信頼を築く第一歩となります。

ただの通知で終わらせない動画やサイトへ繋げる仕組みを

手軽でコストを抑えられるメールは、鉄板のアプローチですが、一方で読み飛ばされやすいという悩みも。そこで、単なるお祝い文面だけでなく、デジタルの強みを活かした「仕掛け」を組み合わせましょう。最近では、お祝い動画や限定の特設サイトへの導線を用意する企業様も増えています。瞬時に届く便利さに驚きをプラスすることで、メールは単なる通知から、ブランドの世界観をより深く理解していただくための「体験」へと進化します。

「おめでとう」を形に変えて特別なプレゼントを

プレゼントをもらって、嬉しくない人はいませんよね。それが、自分でなかなか買わないようなものであれば喜びはなおさらです。季節の花束や花の種、花のポストカードといった、フラワーギフトから、タオルやポーチといった実用品まで、あえて自社製品ではない品を「贈り物」として用意するのも◎。

「どれにしよう?」と迷う幸せは特別なもの

プレゼントを贈るのも良いけれど、自分で好きなものを選べるのも楽しいですよね。そんな「選ぶワクワク」を届けるために、誕生日特典カタログを同梱する手法も注目されています。自社アイテムをはじめ、サロン体験やオンライン診断などの特別メニュー、さらに優待サービスまで内容はさまざま。眺めているだけでも心が弾み、「どれにしよう」と迷う贅沢な時間そのものが、ブランドから届いた最高のギフトになるはずです。

お客様へのコミュニケーション、見直したいと感じた方へ

誕生日の一言は、お客様との距離をぐっと近づけるチャンスです。

ほんの少しの工夫で、「送って終わり」の施策がブランドを好きになってもらう体験へと変わります。フォー・レディーでは、通販企業様のCRM施策や顧客コミュニケーションの企画を
数多くお手伝いしてきました。

ニュースレターの内容についてのご質問や、施策のご相談がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

ABOUT US
株式会社フォー・レディー 代表 鯉渕登志子
日本大学芸術学部卒業後、アパレル業界団体にてファッション経営情報誌の編集に携わり、カネボウファッション研究所を経て、1982年に株式会社フォー・レディーを設立。これまで手がけた化粧品・ファッション通販企業は180社を超えます。一貫して「女性を中心とした生活者ターゲット」に寄り添い、消費者の実感から発想することを信条としています。 「自分が使って心から納得できるものを届ける」というポリシーのもと、コンセプト設計からクリエイティブ制作までを一貫して行っています。また、日本通信販売協会などでの講演実績も多数あり、生活者視点のマーケティングを広く発信しています。

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